VPNを利用する理由は、オンラインのプライバシー保護や地域制限の回避などさまざまですが、実際に使ってみると気になるのが「通信速度」です。
どれほど機能が充実したVPNでも、接続が遅ければ動画が途中で止まったり、ゲームでラグが発生したりしてストレスが溜まってしまいます。
特に、オンラインゲームをプレイする方や、高画質な動画をストリーミング視聴したい方にとっては「速度」は死活問題。
VPNを経由することで速度が遅くなるというイメージを持っている方も多いですが、近年ではWireGuardなどの高速プロトコルに対応したサービスが登場し、ほとんど遅延を感じさせないVPNも増えてきました。
本記事では、VPNの通信速度を比較する上で重要な「Ping値」「ダウンロード速度(DL)」「アップロード速度(UL)」の3つの指標を中心に、高速で快適に使えるVPNサービスを10社厳選してご紹介します。
用途に合ったVPNを見つけるためのヒントが詰まっているので、ぜひ参考にしてください。
- VPNの通信速度に影響する要素
- Ping・DL・ULについて
- おすすめの高速VPN10選
- 用途別の高速VPNの選び方

スピードに定評があるVPNを紹介していくよ!
VPNの速度に影響する3つの要素
「VPNを使うと遅くなる」と感じたことはありませんか? 主な理由は、VPNの仕組み上、通信が暗号化されて別のサーバーを経由するためです。
ただし、すべてのVPNが同じように遅くなるわけではなく、選ぶサービスや接続設定によって速度は大きく変わります。
VPNの通信速度に直接関わる3つのポイントを解説します。
1. プロトコルの種類
VPNは、データの送受信に「プロトコル」と呼ばれる通信手段を用います。


中でも、近年注目されているのがWireGuardです。
従来主流だったOpenVPNやIKEv2と比べて処理が軽く、高速な通信が可能とされています。
速度を重視するなら、WireGuard対応VPNを選ぶことが大切です。



最近は格安VPNでもWireGuardを使ってることが多いよ
2. サーバーのロケーションと数
VPNでは、自分の通信が一度「中継サーバー」を通過します。
この中継地点が遠ければ遠いほど、データの移動距離が長くなり、その分遅延が発生します。
そのため、日本やアジア地域に物理サーバーを持っているVPNの方が、国内からの接続は安定しやすい傾向があります。
また、設置国数やサーバー数が多いほど、混雑のリスクが下がる点も要チェックです。
3. 利用者数とサーバーの混雑度
いくらサーバーの性能が高くても、そこに大量のユーザーが同時に接続していれば当然速度は落ちます。
特に無料VPNや低価格帯のVPNでは、帯域制限やユーザー数の集中によって速度低下が起きやすい傾向があります。
一方、有料VPNの中には混雑状況に応じて接続先を自動調整する仕組みや、用途別の最適化サーバーを用意しているサービスもあり、安定した通信が可能です。
無料VPNはデメリットやリスクも色々とありますが、筆者が安全だと自信を持って言える完全無料のVPNについても紹介しているので、ぜひこちらも併せて読んでみてください。


VPN速度の基礎知識|Ping・DL・ULとは?
VPNの「速さ」を評価するには、単に「速い・遅い」という感覚だけでなく、客観的な数値で比較することが重要です。
その際に注目すべき3つの指標が、Ping値・ダウンロード速度(DL)・アップロード速度(UL)です。


それぞれの意味と、どのような用途に関係するのかを見ていきましょう。
Ping値(ピン)


Ping値とは、通信先サーバーとの応答速度をミリ秒(ms)単位で表した数値です。
数字が小さいほど反応が速く、ラグが少ないことを意味します。
特に、オンラインゲームや音声通話・ビデオ会議など、リアルタイム性が重要なシーンではPing値の低さが快適性に直結します。
ダウンロード速度(DL)
DL速度は、インターネットから自分の端末にデータを受け取る速さを示します。
単位はMbps(メガビット毎秒)で、動画視聴、Web閲覧、大容量ファイルのダウンロードなどで影響を受けます。
DL速度が遅いと、YouTubeやNetflixなどの動画が途中で止まったり、画質が落ちることがあります。
アップロード速度(UL)
UL速度は、自分の端末から外部にデータを送信する速さです。
クラウドへのファイルアップロード、メールの添付送信、YouTubeへの動画投稿、あるいはライブ配信やビデオ会議などに影響します。テレワーク用途ではULも重要な評価基準です。
この3つの数値をバランスよくチェックすることで、あなたの目的に合った「本当に速いVPN」が見えてきます。
この3つの数値に基づいて選定した高速VPNサービス10選を紹介します。



この3つの数値が高ければ、高速通信ができるってことだね!
速い!高速VPNおすすめ10選
以下の比較表では、通信速度(Ping・DL・UL)、対応プロトコル、サーバー設置国数、同時接続可能台数など、VPN選びで重要なスペックを一覧で比較しています。
サービス名 | Ping値 (ms) | DL速度 (Mbps) | UL速度 (Mbps) | 主なプロトコル | サーバー国数 | 日本語対応 |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() ![]() NordVPN | 20〜40 | 300〜500 | 100〜200 | WireGuard(NordLynx) OpenVPN | 60か国以上 | 対応 |
![]() ![]() Surfshark | 25〜45 | 300〜400 | 80〜120 | WireGuard OpenVPN | 100か国以上 | 対応 |
![]() ![]() MillenVPN | 15〜30 | 250〜350 | 70〜100 | OpenVPN IKEv2 | 40か国以上 | 対応 |
![]() ![]() ExpressVPN | 20〜40 | 280〜400 | 80〜110 | Lightway OpenVPN | 90か国以上 | 対応 |
![]() ![]() CyberGhost | 30〜50 | 250〜380 | 60〜100 | WireGuard OpenVPN | 90か国以上 | 一部 |
![]() ![]() ProtonVPN | 25〜45 | 280〜350 | 80〜100 | WireGuard OpenVPN | 65か国以上 | 一部 |
![]() ![]() Hide.me | 25〜45 | 220〜310 | 70〜90 | WireGuard IKEv2 | 75か国以上 | 一部 |
![]() ![]() PureVPN | 30〜60 | 200〜280 | 50〜80 | WireGuard OpenVPN | 95か国以上 | 一部 |
![]() ![]() PrivadoVPN | 25〜45 | 200〜250 | 40〜70 | OpenVPN IKEv2 | 50か国以上 | 非対応 |
![]() ![]() FastestVPN | 40〜70 | 180〜250 | 40〜60 | WireGuard OpenVPN | 35か国以上 | 一部 |
1. NordVPN|WireGuard対応でPing・速度ともに業界トップクラス


NordVPN(ノードVPN)は、世界中に7,500台以上のサーバーを展開し、独自の高速プロトコル「NordLynx(WireGuardベース)」を導入しています。
暗号化通信の負荷を最小限に抑え、高速かつ低遅延な接続を実現できることで、ゲームやストリーミングにも適したVPNとして高評価を得ています。
- ダウンロード速度:300〜500Mbps
- アップロード速度:100〜200Mbps
- Ping値:20〜40ms
※実際の速度はご利用の地域・回線・時間帯により変動します。
- 高速通信を可能にするWireGuardベースの独自技術「NordLynx」
- 日本国内にも複数サーバーがあり、国内利用時のPing値が低い
- 動画視聴・ゲーム用途でもラグを感じにくいとの口コミ多数
- ノーログポリシー&AES-256暗号化でセキュリティも万全
NordVPNは、VPNを使っても通信の遅延を極力減らしたいというニーズに応えるサービスです。
ゲーム中のラグやストリーミングのバッファを防ぎたい方にとっては、もっとも信頼性の高い選択肢のひとつといえます。
2. Surfshark|無制限接続&WireGuard対応で高速通信を実現


Surfshark(サーフシャーク)は、100か国以上に3,200台超のサーバーを展開する急成長中のVPNプロバイダーです。
WireGuardに対応しており、Ping・ダウンロード・アップロードのすべての項目で安定した高速通信が可能です。
また、業界では珍しい「無制限同時接続」に対応しており、家族での利用や複数デバイスを所有するユーザーに特に人気があります。
- ダウンロード速度:平均300〜400Mbps
- アップロード速度:平均80〜120Mbps
- Ping値:25〜45ms
※実際の速度はご利用の地域・回線・時間帯により変動します。
- WireGuard対応で高速&安定した通信
- 100か国以上のサーバーネットワークにより混雑が少ない
- 無制限デバイス接続でファミリー利用や複数端末に最適
- 広告ブロッカー、トラッカーブロックなどの付加機能も充実
VPN初心者から上級者まで幅広いユーザーに支持されているSurfshark。
コスパの高さ・速度の安定性・機能の多さで、ストリーミングやリモートワークにも十分対応できます。
日本語対応アプリもあり、設定も簡単です。
3. MillenVPN|日本国内サーバー多数&安定の通信品質


MillenVPN(ミレンVPN)は、株式会社アズポケットが運営する日本発の国産VPNサービスです。
東京・大阪を含む複数の日本サーバーを保有しており、Ping値の安定性や通信速度において高い評価を得ています。
サポートも完全日本語対応で、初めてVPNを使う方にも安心の設計です。
- ダウンロード速度:平均250〜350Mbps
- アップロード速度:平均70〜100Mbps
- Ping値:15〜30ms
※実際の速度はご利用の地域・回線・時間帯により変動します。
- 日本国内のサーバー網が充実しており、Ping値が非常に低い
- 日本語UI&国内サポートで操作に迷わない
- OpenVPNとIKEv2に対応し、安定性も高水準
- Netflix、ABEMAなど国内外ストリーミングにも対応
Pingの低さと安定性を重視するゲーマーに特におすすめ。
国内サーバー利用時にはラグやタイムラグが少なく、ストリーミングやオンライン会議も快適に利用できます。
コスパも良く、VPN初心者にとって理想的な選択肢です。
4. ExpressVPN|独自プロトコルLightway採用で高速&安定通信


ExpressVPN(エクスプレスVPN)は、世界94か国に3,000以上のサーバーを展開する老舗のプレミアムVPNサービスです。
独自開発の軽量高速プロトコル「Lightway」を採用しており、接続の速さと安定性に定評があります。
セキュリティもトップクラスで、ゲーム・動画視聴・リモートワークのどれをとっても高いパフォーマンスを発揮します。
- ダウンロード速度:平均280〜400Mbps
- アップロード速度:平均80〜110Mbps
- Ping値:20〜40ms
※実際の速度はご利用の地域・回線・時間帯により変動します。
- 独自プロトコル「Lightway」による高速かつ安定した通信
- 日本を含む94か国のサーバー網でグローバル対応も万全
- ストリーミング解禁力◎(Netflix、Hulu、BBCなど)
- 高いセキュリティ水準と完全ノーログポリシー
ExpressVPNは、価格帯はやや高めですが、それを補って余りある接続安定性とグローバル対応力を備えています。
特に、VPNを仕事でも利用する方や、海外旅行中にも安心して使いたい方に最適です。
5. CyberGhost|用途別に最適化された専用サーバーで高速通信を実現


CyberGhost(サイバーゴースト)は、90か国以上に9,000台以上のサーバーを展開する老舗VPNプロバイダーです。
特徴的なのは、「ゲーム向け」「動画向け」「トレント向け」など、用途別に最適化された専用サーバーが用意されている点です。
初心者でも迷わず目的に合った高速通信が利用できる設計が魅力です。
- ダウンロード速度:平均250〜380Mbps
- アップロード速度:平均60〜100Mbps
- Ping値:30〜50ms
※実際の速度はご利用の地域・回線・時間帯により変動します。
- ゲーム・動画・P2P向けに最適化された専用サーバー
- 90か国以上にサーバー網を展開し混雑が少ない
- 強固な暗号化&ノーログポリシーで安心
- UIがシンプルで初心者にも使いやすい
CyberGhostは、「目的別の使いやすさ」と「通信速度のバランス」を重視する方に最適なVPNです。
とくに、特定の用途に絞ってVPNを使いたい方(Netflix用、FPS用など)におすすめです。
6. ProtonVPN|セキュリティと速度の両立が魅力のスイス製VPN


ProtonVPN(プロトンVPN)は、プライバシー保護で有名なスイスのProton社が運営するVPNサービスです。
プライバシーを重視した設計と、WireGuard対応による高速通信の両立が特徴です。
ストリーミングやリモートワークなどの実用性も高く、速度評価においても上位にランクインすることが増えてきました。
- ダウンロード速度:平均280〜350Mbps
- アップロード速度:平均80〜100Mbps
- Ping値:25〜45ms
※実際の速度はご利用の地域・回線・時間帯により変動します。
- WireGuard対応で高速&安定した通信
- スイス拠点でログを一切記録しない運用ポリシー
- 無料プランあり(速度制限あり)で試しやすい
- UIも洗練されており、操作が直感的
ProtonVPNは、セキュリティや匿名性に対する意識が高いユーザーに支持されていますが、通信速度でも遜色のない性能を持っています。
特に、ビジネス用途や海外からの動画視聴を行う方にとっては、非常にバランスの良い選択肢です。
7. Hide.me VPN|柔軟な設定と高速通信を両立した高性能VPN


Hide.me VPNは、マレーシア発のVPNサービスで、カスタマイズ性の高さと通信速度のバランスが評価されているプロバイダーです。
WireGuardやIKEv2といった高速プロトコルに対応し、日本を含む世界75か国以上にサーバーを展開。
無料プランも提供しており、試しやすさも◎です。
- ダウンロード速度:平均220〜310Mbps
- アップロード速度:平均70〜90Mbps
- Ping値:25〜45ms(アジアサーバー接続時)
※実際の速度はご利用の地域・回線・時間帯により変動します。
- WireGuard・IKEv2対応で高速&安定通信
- 無料プランでも広告なし&通信量10GB/月まで利用可能
- ログなしポリシーの強固なプライバシー体制
- 日本語ページ対応で導入も簡単
Hide.meは、VPN接続の細かな設定をカスタマイズしたい方に適しています。
一方で、WireGuardによる高速性と使いやすいアプリもあるため、初心者でも扱いやすいバランス型VPNとしても活用可能です。
8. PureVPN|グローバル展開&コスパ良好な老舗VPNサービス


PureVPNは、2007年からサービスを提供している老舗のVPNプロバイダーで、世界95か国以上に6,500台以上のサーバーを展開しています。
WireGuard対応により通信速度が大幅に改善され、特に長期契約時の料金の安さと安定した通信品質が魅力です。
ストリーミング対応やポートフォワーディングなど、多機能なのも特徴です。
- ダウンロード速度:平均200〜280Mbps
- アップロード速度:平均50〜80Mbps
- Ping値:30〜60ms
※実際の速度はご利用の地域・回線・時間帯により変動します。
- WireGuard、OpenVPN、IKEv2など複数プロトコルに対応
- 世界95か国以上のサーバー網で、接続先に困らない
- 長期契約で月額300円台〜のコスパ
- ポートフォワーディングや専用IPなど高度な機能も提供
PureVPNは、グローバルなIP接続やコスパの良さを重視する方におすすめです。
最新プロトコルに対応しており、以前より大きく改善された通信速度と信頼性で、ゲーム・動画・ビジネスいずれの用途にも安定して利用できます。
9. PrivadoVPN|スイス拠点の安心設計&Ping安定の隠れた実力派


PrivadoVPN(プリバドVPN)は、プライバシー先進国であるスイスを拠点としたVPNサービスです。
比較的新しいプロバイダーながら、ノーログポリシーの明確さや、接続の安定性に定評があります。
特にPing値の安定性に優れ、ゲームや通話用途に適しているとされ、価格面でもコストパフォーマンスが高いのが魅力です。
- ダウンロード速度:平均200〜250Mbps
- アップロード速度:平均40〜70Mbps
- Ping値:25〜45ms
※実際の速度はご利用の地域・回線・時間帯により変動します。
- スイス拠点&明確なノーログポリシーで高い信頼性
- Pingの安定性が高く、ゲームや通話に適している
- 無料プランあり(10GB/月まで)でお試し可能
- シンプルで初心者にも扱いやすいUI
PrivadoVPNは、大手に比べると知名度は控えめですが、安定したPingと手頃な価格でゲーマー・動画視聴ユーザーからの評価も上昇中です。
無料プランも用意されているので、初めてVPNを使う方にも適した選択肢と言えるでしょう。
10. FastestVPN|コスパ最強クラスのVPNながらWireGuard対応で実用レベルの速さ


FastestVPN(ファステストVPN)は、コストパフォーマンスの高さで注目を集めているVPNサービスです。
名前に「Fastest」とありますが、実際には“爆速”というよりも「低価格帯としては十分実用的な速度」を実現しているバランス型VPNです。
WireGuardにも対応しており、安くてもゲームや動画視聴に使いたい人向けの選択肢として人気です。
- ダウンロード速度:平均180〜250Mbps
- アップロード速度:平均40〜60Mbps
- Ping値:40〜70ms
※実際の速度はご利用の地域・回線・時間帯により変動します。
- 長期契約で月額200円台〜の圧倒的コスパ
- WireGuard・OpenVPN対応で速度も安定
- 広告ブロッカーやマルウェア対策などの付加機能が無料
- 10台同時接続可能で、家族での利用にも便利
FastestVPNは、「安くてもしっかり使えるVPNを探している」方に最適です。
ハイスペックではないものの、日常的な動画視聴・軽めのゲーム用途では十分な通信速度を発揮します。
VPN初心者が気軽に始めるのにも適しています。
【用途別】高速VPNの選び方
ここまでVPNの通信速度やスペックを比較してきましたが、最終的には「自分の目的に合ったVPNを選ぶ」ことが最も重要です。
ここでは、主な用途別に最適なVPN選びのポイントを解説します。
オンラインゲームでVPNを使う場合
オンライン対戦ゲームでは、Ping(応答速度)の安定性が命です。ゲーム用にVPNを使うなら、日本国内または近隣に物理サーバーを設置しているVPNを選びましょう。


また、WireGuardなどの高速プロトコルを採用しているVPNは、ラグや遅延を大幅に減らすことができます。
NordVPNやMillenVPNなどが特におすすめです。
Ping値が大切なゲームであるAPEXにおすすめのVPNを紹介しているので、ゲームにVPNを使いたいという方は、こちらの記事もチェックしてください。


動画ストリーミング・VOD視聴が目的の場合
NetflixやAmazonプライム・Huluなどの動画配信サービスをスムーズに視聴したい場合は、高いダウンロード速度が重要です。
また、ジオブロック(地域制限)を突破できるVPNであることも必要です。


ExpressVPNやSurfshark、CyberGhostは、対応ストリーミングサービスも豊富で安心です。
リモートワークやWeb会議で利用したい場合
ZoomやGoogle Meetなどのオンライン会議では、接続の安定性とアップロード速度が求められます。
さらに、長時間の利用に耐えうる安定したサーバーインフラと通信暗号化も重要です。


ProtonVPNやHide.meのようにプライバシー重視のVPNが安心して使えます。
とにかく安く使いたい人
価格を抑えつつも、ある程度の通信品質を確保したい方は、長期契約で割安になるVPNを選びましょう。
特に、FastestVPNやPureVPNは、月額200円台〜300円台のプランでもWireGuardに対応しており、十分な通信速度を実現しています。
高速VPNに関するよくある質問
VPNを使うと通信速度は必ず遅くなるの?
必ずしも遅くなるわけではありません。
確かにVPNは通信を暗号化し、サーバーを経由するため速度に影響を与えることがありますが、近年は高速プロトコル(WireGuardなど)を採用することで、体感的にはほとんど差がないVPNも増えています。
むしろ、通信の安定化により快適になるケースもあります。
オンラインゲームにおすすめのVPNはどれ?
Ping値の安定性が高く、日本国内や近隣にサーバーを持つVPNが適しています。
NordVPN、MillenVPN、Surfsharkなどは、低遅延でゲームプレイに適していると評判です。
WireGuardとOpenVPNの違いは?
WireGuardは、OpenVPNよりも軽量で高速、かつ構成がシンプルな新世代プロトコルです。
モバイル通信やゲーム用途においても高速で安定した接続が可能です。
一方、OpenVPNは成熟しており、広く互換性があります。
安いVPNでも速度は問題ないの?
低価格でも実用的なVPNは増えています。
特にFastestVPNやPureVPNのようにWireGuardに対応しているサービスは、安価でも通信速度が安定しています。
ただし、あまりにも格安でレビューの少ないVPNは避けた方が良いでしょう。
用途にあったVPNで高速通信を快適に楽しもう!
VPNは「セキュリティ」や「ジオブロック解除」のために使うだけでなく、通信の速さや安定性も重要な選定基準となります。
特にオンラインゲームや動画視聴、リモートワークなど、用途によって求められるスペックは異なります。
今回ご紹介した10のVPNサービスは、いずれも速度・Ping値・対応プロトコルなどで高評価を受けているものばかりです。
WireGuard対応のサービスを選ぶだけでも、体感速度は大きく改善されます。
目的に合ったVPNを選べば、VPN経由であっても快適なネット環境を構築するのは可能です。
この記事の比較表やレビューを参考に、ぜひ自分にぴったりの高速VPNを見つけてください。