VPNに興味はあるけれど、「本当に安全なの?」「難しくない?」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、プライバシー保護で定評のある「Proton VPN」の特徴や使い方、安全性、実際の評判まで、初心者の方でも安心して理解できるよう丁寧に解説します。
- Proton VPNの開発元や理念、基本的な特徴
- WindowsやスマホでのProton VPNの具体的な使い方
- 他社と比較したProton VPNの安全性の強みと注意点
- ユーザーからの評判・口コミや満足度の傾向
- Proton VPNに関するよくある質問
リク実際に筆者がしばらく使ってみた使用感も紹介するよ
Proton VPNとは?特徴と基本情報


Proton VPNは、プライバシー保護を重視するユーザーの間で高く評価されているVPNサービスです。
| 機能 | 無料プラン | 有料プラン |
|---|---|---|
| 通信速度 | 中速 | 高速 |
| 利用可能サーバー | 3か国 | 60か国以上 |
| Secure Core機能 | × | 〇 |
| 同時接続数 | 1台 | 最大10台 |
| 広告なし | 〇 | 〇 |
開発元はスイスに拠点を置く「Proton AG」で、同社は暗号化メールで知られる「Proton Mail」も手がけています。
Proton VPNが評価されている理由は、徹底したプライバシー重視の姿勢にあります。
スイスは情報開示に関する法的義務が厳しく制限されている国であり、Proton VPNはその恩恵を受けてユーザー情報の保護を実現しています。
さらに、Proton VPNは「ノーログポリシー」を明確に掲げており、通信履歴を一切保存しない方針を採っています。これにより、安心して利用できる環境が整えられているということです。
- 無料プランあり:データ容量無制限で利用可能(一部機能制限あり)
- 有料プラン:より多くのサーバー、速度、追加機能が利用可能
- 対応OS:Windows、macOS、Linux、iOS、Android
- アプリの使いやすさ:直感的なUIと設定が特徴
Proton Mailとの連携も強み
Proton VPNを提供するProton AGは、同じアカウントでProton Mail(暗号化メール)、Proton Drive(クラウドストレージ)、Proton Calendar(暗号化カレンダー)などのサービスも提供しています。


Gmailなどのフリーメールも便利なのは間違いありません。
ただ、Googleは、必要性に応じてユーザーの個人情報を開示してしまうこともあると言われています。
もちろん警察の捜査協力など特別なケースですが・・・
Proton Mailに関しては、基本的にそういったリスクがないため安全に利用できます。



VPNの料金だけ払えば追加料金なしでメールやドライブが使えるのは、最大の強みね
VPNがどんなものがイマイチピンと来ていないという方は、以下の解説記事もチェックしてみてください。


Proton VPNの使い方
Proton VPNの導入はとても簡単です。
基本的な手順を押さえておけば、誰でもすぐにVPN接続を始めることができます。
アカウント作成からアプリのインストール、接続までの流れを順を追ってご紹介します。
プランを選択
2025年6月現在Proton VPNでは以下の3つの料金プランから選べます。
好みのものを選択しましょう。
- 2年プラン(月額約730円)
- 1年プラン(月額約730円 )
- 月額プラン(月額約1630円 )
※2025年6月時点でのレートで計算してます。


支払いを行う
プランを選択すると支払い画面に移るので、支払いを完了させましょう。
クレジットカード/デビットカードの他にPayPalが利用可能です。


パスワードを設定する
支払いが完了したら、パスワードを設定しましょう。
ProtonVPNが自動で生成してくれますが、自分で決めたパスワードにも設定可能です。


メール認証を完了させる
認証メールが登録したメールアドレスに届くので「Verify email address」ボタンをクリックして認証を完了させましょう。


ここまでで、登録作業は完了です。
アプリのインストールから接続までの手順
ここからは、パソコン版とスマホ版に分けて、インストールから接続の手順を解説します。
以下のリンクから各解説箇所までジャンプするので、クリックしてください。
パソコン版
ポップアップをクリックしてダウンロードページへ移る
パスワードを設定した後に画面にダウンロードリンクがついたポップアップが表示されます。
リンクをクリックして、ダウンロードページへ移りましょう。


使用しているパソコンのOS版のアプリをダウンロード
自分が利用しているOSをドロップダウンメニューから選択して、インストーラーをダウンロードしましょう。
以下のリンクからもダウンロードできます。
筆者の場合は、MacOSを利用しているのでMacですが、windowsユーザーの方はwindows用を選択してください。


アプリをインストールし、ログインする
アプリを開いたらメールアドレスと先ほど設定したパスワードを入力してログインしましょう。


VPN構成を追加する
アプリを開くとVPN構成の許可を求められるので許可しましょう。


ネットワーク機能拡張を行う
そのままでも利用できますが、VPNのプロトコルを変更するためには、ネットワーク機能拡張を行う必要があります。
Mac OSの場合は、環境設定>一般>ロクイン項目と機能拡張>ネットワーク拡張
から設定が可能です。
Proton VPN.appがオフになっているのでオンにしましょう。


好きの国のサーバーに接続する
あとは好きなサーバーを選択して接続したら完了です。


スマホ版
アプリをインストールする
まずは、以下のリンクからアプリをインストールしましょう。


ログインしVPN構成を追加する
アプリを開いたらメールアドレスと先ほど設定したパスワードを入力してログインしましょう。
ログインしたらVPN構成の追加を求められるので許可しましょう。


VPN構成追加のためにパスコードを入力
VPN構成を追加するためには、パスコードが必要なので入力しましょう。


好きな国のサーバーに接続
あとは、アプリに戻って接続したいVPNサーバーを選択しましょう。
最速の国を選択したら基本的に日本に接続されます。


接続完了
保護されています。
表示されたらOKです。
これでVPNに接続されている状態です。
解除したい時は「接続解除」をタップすればいつでも解除できます。


Proton VPNの安全性|他社と比較した強みと注意点
VPNを選ぶ上で最も気になるのが「本当に安全なのか?」という点ではないでしょうか。
Proton VPNはその点において、非常に高い評価を得ているサービスです。
無料VPNと異なり、技術面・法律面の両方で信頼性が担保されているのが大きな特徴です。
スイスを拠点にした高水準のプライバシー保護
Proton VPNはスイスに本社を構えており、これはプライバシー重視のユーザーにとって非常に重要なポイントです。
スイスには通信データの開示義務がなく、政府や外部機関に情報提供する必要がほぼありません。


上記のFDPICというスイス連邦によって運営されているサイトに詳細は書いてあるので、気になる方は読んでみてください。
英語版しかないため、翻訳を使うことをおすすめします。
さらに、「ノーログポリシー」を採用しており、ユーザーのIPアドレスや接続履歴、通信内容などを一切保存しない運営方針が明文化されています。
この点においては、有料VPNの中でもトップクラスの水準といえるでしょう。
- AES-256ビット暗号化:軍事レベルの暗号方式で、データの漏えいリスクを最小限に抑えます
- OpenVPN/IKEv2プロトコル:信頼性の高い通信プロトコルを採用
- DNSリーク防止・Kill Switch:VPNが切断されても個人情報を守る安全装置を搭載
こういった技術が組み合わさることで、Proton VPNは万全のセキュリティ体制を実現しています。
無料VPNのリスクとProton VPNの安全性
全てのサービスというわけではないですが、無料VPNは、広告収入を得るためにユーザーの閲覧データを収集・販売することがあります。
過去にそういった例がありました。
そのほかにも無料VPN特有のリスクについては、以下の記事で解説しているので、ぜひチェックしてみてください。


Proton VPNに関しては、「無料プランでもログを取らない」「広告も表示しない」という点で、他の無料VPNとは一線を画しています。
資金源はプレミアムユーザーによる支払いであり、オープンソース化されたコードにより透明性も高いです。
Proton VPNと完全無料VPNの違い
主な違いは以下の通り。
| 項目 | Proton VPN | 一般的な無料VPN |
|---|---|---|
| ノーログポリシー | あり(明記) | なし、もしくは不透明 |
| 広告表示 | なし | あり |
| データ販売 | しない | する場合が多い |
| 暗号化レベル | AES-256 | 不明なケースも |
| 運営の透明性 | 高い(オープンソース) | 低い |
完全無料VPNでは、暗号化がどの程度行われているのか、ログが取られてしまっているのかなど不透明な点が多いです。
なので、セキュリティ面を心配しているという方は、無料プランでもProton VPNを利用することをおすすめします。
セキュリティを強化する仕組みSecure Coreとは?
Proton VPNのセキュリティを語るうえで欠かせないのが、「Secure Core(セキュアコア)」機能です。
この仕組みは、通信経路を二重化することでトラッキングやハッキングのリスクを大幅に低減させる役割を担っています。


通常のVPNでは、ユーザーの通信が1つのVPNサーバーを通じて目的地に届きます。
一方、Secure Coreを有効にすると、スイス・アイスランド・スウェーデンなど厳格なプライバシー保護法を持つ国のサーバーを経由し、その後に目的地サーバーへ通信が流れる仕組みです。
この中継ステップを挟むことで、たとえ出口サーバーが監視されていたとしても、元のIPアドレスや位置情報を特定される心配がなくなります。
まさに“鉄壁の守り”といえる機能です。
ただし、Secure Coreを利用すると通信速度が若干低下する可能性があります。
とはいえ、プライバシーを最優先する方にとっては、十分に許容できるトレードオフといえるでしょう。
筆者が実際にProton VPNを使ってみた感想
筆者は実際に1ヶ月ほどProton VPNを使用してみました。
今回は、実際に使用してみたネット速度についての感想をお伝えします。


速度を重視するならWireGuardプロトコルがおすすめ!
筆者はiPhone15を楽天モバイルで使用しています。
東京の近郊に在住しているので、ところどころ5Gも入るという感じですね。
時間帯によって速度は大きく変わりますが、ネット速度は以下の通りでした。
| VPN未使用時 | WireGuard | Stealth |
|---|---|---|
| 55Mbps | 46Mbps | 38Mbps |
VPNを使用していない状態が通信速度が速い傾向にありました。
ただ、WireGuardに関しては、通信がかなり安定しており、未使用時と使用感はほとんど変わらないという印象でした。
セキュリティ性を高めたく、インターネットでストレスを感じたくないという方は、WireGuardが良いでしょう。
Proton VPNには、Stealthという、さらにセキュリティを強化したプロトコルが用意されています。
検閲をとにかくされたくない場合には、おすすめですが、通信速度が遅くなってしまうので、必要な場面で使用するのが良いでしょう。
Proton VPNの評判・口コミ
ここからは、実際にProtonVPNを利用したユーザーからの良い口コミと悪い口コミを紹介します。
良い評判



いつもお世話になってます。有料会員です。カフェのフリーWiFiでたくさん使っています。 wireguardプロトコルでは止められるフリーWiFiがstealthプロトコルでは通信出来るのでこのプロトコルは効果はあるなぁと思います。



VPNネットワークへの接続確立は早く、つながってしまえば速度も動作も安定していて、無料にしては出来の良いアプリ&サービスです。正直、契約している別の会社の有料VPNアプリ&サービスが酷くて、段違いに快適です。



プロトンが提供するプライバシーとセキュリティを最優先したサービスには本当に感謝している。
人々が「VPN」という言葉にサーバーの選択肢を期待するのはまったく理解できるが、私にとっては、インターネットに安全にアクセスできることの方が重要な意味を持っている。(原文:英語)
安全性が高いという点での高評価の口コミが多数ありました。
無料会員のユーザーも多く、無料でも十分使えるという声も。
悪い評判



突然日本へのアクセスが有料会員のみとなった。
違うものに乗り変えしかなさそうだ。
残念。



今までは他のアプリを使用。
これにしてから通信速度が半分以下に落ちて動画を再生するのに時間がかかる様になった。
試しに他のアプリに戻すと問題なし。
最速にしているのに遅いでは困るので1ヶ月のお試しで終了する予定。
無料会員だと日本サーバーに接続できないという口コミが複数ありました。
筆者は、無料プランを実際に使用していないので、確認できていませんが、日本サーバーに接続するためには、有料プランに加入する必要があるかもしれません。
また、通信速度が遅いという口コミもありましたが、筆者が実際に使ってみたところ、そこまで遅いとは感じなかったです。
時間帯や接続サーバーによって異なるかと思うので、混雑していないサーバーを選択することで、マシになるかと思います。
Proton VPNに関するよくある質問
Proton VPNを検討している方の中には、「無料でどこまで使えるの?」「動画配信サービスは見られる?」「速度は大丈夫?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
ここからは、よく寄せられる質問に一つひとつ丁寧にお答えしていきます。
無料プランでも十分使える?
日常的なブラウジングやメールチェックなどには十分対応できます。
ただし、利用可能なサーバーは限られており、速度も有料プランより控えめです。
動画視聴や高速通信を重視する方は、有料プランの検討をおすすめします。
NetflixやAmazonプライム・ビデオは見れる?
Proton VPNの有料プランでは、ストリーミング対応サーバーを選ぶことで視聴が可能です。
また、Netflixに関しては、接続IPの国によって視聴可能な作品が異なります。
Proton VPNを使用すれば、日本で見れないコンテンツを視聴可能です。


通信速度は遅くなる?
VPNの特性上、わずかに速度が落ちる場合がありますが、Proton VPNは最適化されたサーバーを選べばかなり快適に使えます。
特に有料プランでは高速通信が保証されているため、動画視聴やオンラインゲームにも対応できます。
Proton VPNで安全にインターネットを楽しもう!
ここまでProton VPNの特徴や使い方、安全性、評判について詳しく解説してきました。
最後に、どんな人にProton VPNが向いているのかを整理してみましょう。
- 通信のプライバシーを何よりも大切にしたい人
- 無料プランから始めて、有料プランへの移行も検討している人
- ジャーナリストや活動家など、高い匿名性が必要な職業の人
- 公共のWi-Fiをよく使うビジネスパーソンや旅行者
- Proton Mailなどのセキュリティ系サービスと併用したい人
Proton VPNは、ただのVPNにとどまらず、「安心してインターネットを使える環境」を提供するツールです。
スイス拠点・ノーログポリシー・強固な暗号化といった信頼の仕組みが整っているため、VPN初心者にも自信を持っておすすめできます。



